Tropical Depression Alex (Atlantic Ocean) by NASA Goddard Photo and Video is licensed under CC-BY 2.0

バミューダトライアングルは、北はフロリダ半島、東はバハマ諸島、西はプエルトリコといった広大な海域を指します。この地域では、19世紀から数々の船舶や航空機が謎の失踪を遂げたとされており、その数は膨大です。

なかでも最も有名な事例のひとつは、1945年にアメリカの軍用機がバミューダトライアングル上空で消えたという事件です。この事件以降、バミューダトライアングルは世界的な注目を浴びるようになりました。

この事件が起きた日である12月5日は、「バミューダトライアングルの日」と呼ばれています。この日にちなんで、私はバミューダトライアングルにまつわる謎や魅力について調べてみました。

まず、バミューダトライアングルにまつわる謎は、さまざまな理論や説を生み出しました。ひとつの説では、異常な気象条件が原因であるとされています。

この地域は、暖流と寒流が交差し、激しい天候変化が起こりやすい場所です。加えて、地磁気の異常やガスハイドレートの噴出といった地球科学的な要素も指摘されています。これらの要素が組み合わさることで、船舶や航空機にトラブルを引き起こす可能性があると考えられています。

しかし、これらの要素だけでは消失事件を完全に説明することができません。そこで、一部の研究者は超常現象や宇宙人の関与を示唆する説も提唱しています。

Photo by Mikhail Nilov on Pexels.com

彼らは、バミューダトライアングルが異次元や宇宙船の通過点である可能性を主張しています。 しかし、これらの説には科学的な証拠が不十分であり、真相の解明には至っていません。

最近では、新たな仮説も提案されています。そのひとつが、「海底のメタンハイドレートから発生する気泡」説です。

この説によると、海底で活発な地震活動が起きると、海底に埋蔵されているメタンハイドレートが掘り起こされ、主要成分であるメタンの一部が気化されて、気泡として水面に上昇する場合があります。 気泡が水面に到達したところに船舶が通りかかると、船舶は浮力を失い石のように海底に沈められる可能性があるのです。

また飛行機が通りがかると、メタンガスが燃焼・爆発を引き起こす可能性も否定できません。 このように、海底のメタンハイドレートから発生する気泡が、バミューダトライアングルで起こっている海難事故の原因と考える仮説があります。 バミューダトライアングル海域でメタンハイドレートのサンプルが発見されていることも、この説を裏付ける一つの要因です。

もうひとつの新しい仮説が、「マイクロバーストによって作られる空気爆弾」説です。この説によると、急激に発達した雷雲や積乱雲の下で発生する気流のことで、海面に向けて破壊的な強風を巻き起こします。

Photo by Juan Manuel Montejano Lopez on Pexels.com

衛星画像では雲が六角形になっている場所が見られ、海上でこのような六角形が見られるときは実際には空気爆弾が発生していることを意味するというのが、コロラド州立大学のステイーブ・ミラー博士の主張です。

理論上、船や飛行機を消滅させてしまうほどの威力を持っており、バミューダトライアングルで起こった消息不明事故の原因ではないかと考えられます。

バミューダトライアングルの謎は、現代の科学技術や航空・海洋の安全基準が向上したにも関わらず、未だに解明されていない点が興味深いです。

一部の人々は、この地域が遭難や事故が発生しやすい地域であり、他の海域と比べて特別な要素はないと主張しています。彼らは、失踪事件は偶然の結果であり、バミューダトライアングルに特別な力があるわけではないと考えています。

一方で、航空会社や海洋業界では、バミューダトライアングルを回避するための航路や手順を定めています。これにより、事故や失踪事件のリスクを最小限に抑える努力がなされています。

また、海洋探査や気象観測などの科学的な研究が継続的に行われており、バミューダトライアングルの謎解きに向けた努力が進められています。

 
 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です